2011-03-14
家がミシっといえば、賊の侵入を疑ってフライパン片手に起き上がるし
飛行機の音を聞けばこっちに落っこちてくるんじゃないかと不安になり
カミナリの音が聞こえればパソコンが壊れるんじゃないかとびくびくし
とまぁそんな按配ですから、金曜から続く天変地異には、もうアタマかかえてふとんかぶって震えてます。あとからあとからでっかい余震が続き、つけっぱなしのテレビから地震警報のチャイムが鳴るたびに目をさましておりました。
未曾有の大惨事で、数多くの人が亡くなっていて、被害の範囲も関東以北ほとんどで、国をあげて対策にあたっているというのだ。マーフィーの法則じゃないけれども、東海地震がおきたって不思議じゃないでしょ。震源地が宮城から茨城、長野って下がってきているし。
そういうわけで、もしやのことを考えて、土曜日の「玄(げん)」の練習は休みにする。
日曜日のバーでの演奏も、確か河の近くだったから、津波で沈んじゃおるまいかと不安をかかえつつ現地におもむく。どうも海岸から50キロも離れているとのこと。失礼いたしました。
災害でてんやわんやの時に歌舞音玉かいなという遠慮があったが、車中のFMで子供のためにアンパンマンやなんとかペリキュアのかんとかという曲をかけて欲しいという投書を聞き、その後、実際に曲を耳にしたらとても琴線に触れる感じがした。不思議に納得して演奏に集中できるようになった。
太いノーマルテンションの音は気持ちいい。アンプの音量も小さめで済んだので、鼻つまみ感が少なかった。途中、それでも心が負けて集中力がちょっと途切れたのが反省。
観賞用の音楽と、体感用の音楽との違いを体験する。どっちにもできる方法はないものか。
セ記事を書く
セコメントをする