2005-11-18
シンサレートという。2千円ナリの吸音材。
本来はカーオーディオ用の吸音材なのだが、なんでも不織布でできていて、吸音材に使うのは枝葉の用途らしい。メインの用途は断熱性能バツグンの衣料材料。
高音だけに吸音効果があるのが私が目をつけたところ。低音を殺さずに耳につく高い音だけ殺せるんじゃぁないか?
我がバックロードホーンの自作スピーカに放り込んでみた。ろ過ウールに比べて薄いくせに吸音効果はあるようで、ネジをしめない状態での調整では量は少なめになった。放り込んだあと、スピーカのネジを締め、試聴を行う。
うむ、キーンと耳に残る成分が 300 円のろ過ウールの時以上に緩和されている。気にしていたハイハットのちゃりちゃりもうまいこと緩和され、ツイータをつないでも気にならない。
だが、今までろ過ウールの占める空間が空気に変わった分、スピーカがよく鳴るせいだろうか?こころもち中高音の吸音力が減ったようで、やっぱり妙なピークが感じられる。それともアンプのせいか?CDプレーヤが安いせいか?FMでも症状が出るのは、チューナがいけないのか?ボリュームを上げるとその傾向が急に現れる。女性ボーカルを聞くにはきれいに響くのだけれども。
うーむ。またいぢくりまわさねば(これが楽しいんだけどね)。
セ記事を書く
セコメントをする