CANON MG3630 を ubuntu 16.04 で使えるようになった
2017-08-07


禺画像]
windows で使えなくなったというプリンター(BJ-F900)を格安で譲ってもらって、はや10年。一昨年あたり一念発起して ubuntu で使える(S800で)ようにしたのだが、ヘッドの位置がずれたのか、印刷がまだらになり、インクを替えても治らなかった。

ヘッドの位置調整は windows でなければできなさそうだ。
スキャナーも USB 1.0 の時代のもので、sane で何度かアクセスして時々動くという代物。

よってスキャナ・プリンタ複合型で安価な CANON MG3630 を買ってきたのが先週末だ。

当然 windows では動いた。が、手書きの譜面の pdf 化や、譜面ワープロを ubuntu studio で作業を続けてきた関係で、プリンタもスキャナーも ubuntu で動かせるようにしたい。

・・・できた(^^)/" USB ではなく、ネットワーク経由で。先人の努力に感謝。

そういうわけで、参考URLと簡単な手順を書いておいて、後続の方々に幸せを分けておきます。

1)sane-backend と xsane を sane のサイトから download する
[URL]
sane-backends-1.0.27.tar.gz
xsane-0.999.tar.gz

2)ubuntu の sane, xsane を根こそぎアンインストールして、sane ウェブのをインストールする。

下記のcups-bjnpはインストール不要。ubuntu 16.04 では "DNS-SD経由の"ということで、プリンタを検索できた。

"GTK+ ライブラリとdh_make あたりを入れて、パッケージ作成とインスコ開始。"のオペレーションが便利なので真似をする

"やすひでぶろぐ" "MP970をLinuxで使うには"
[URL]

purge の対象は、libsane-common も追加する必要があった。
依存関係にあった colord や gnome-color-ちょめちょめというのもアンインストールした。
dpkg-buildpackage の前に、make をする。依存関係の *-dev がなかったり、エラーが出たら対処しておく必要がある。
sane-backend のコンパイルでは、"libusb がない"という警告に気がつくまで時間がかかった。bjnp ってのはネットワークをUSBに見せるというのが関係しているのかもしれない。

/etc/sane.d の net.conf と pixma.conf はいぢる必要ナシ(^^)。

いろいろやって、土、日、月とかかった。やったぜベイビィ♪
写真は、ハードコピーの譜面集の目次の拡大(1200dpi)。幾何学的に美しい、すんげぇ。
目次を OCR でテキストに変えて、検索性を上げたいのだ。
[コンピューティング]

コメント(全2件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット